AkikoAida’s diary フリーライター主婦の日記

教育、自転車、日淡、仕事、日常。2015年9月から5テーマで書いていきます。(前3つは初心者です)

こんな大団円~ブエルタ・ア・エスパーニャ

第18、19ステージもマイヨ・ロホを守ったデュムランが、最後の勝負だった第20ステージで6位まで転落。

 

私も気落ちして、第21ステージ(総合順位は争わない、パレードラン&ゴールスプリント)は録画したまま、しばらく観ませんでした。

 

が。

やっと観てみたら、すごかった!

 

何がすごいって。

 

ヘリコプターが故障で?飛ばないらしい。開催時間を遅らせたけれどそれでも飛ばない、と。

 

「へー、上空からの俯瞰映像がないんだ」と思ったら、甘かった。

 

なんと、

バイク映像も、ヘリを中継点にしているから、入らないんだって!!

 

というわけで、マドリッド市街地の周回コースに設置された定点カメラの映像のみ。

 

パレードランの映像なし。

選手が定点カメラの前を通り過ぎたら、次の定点カメラまでは噴水広場の映像。

「あ、表彰台~、この広場で表彰式するのか~♪」

って、おい。

 

1時間くらい、この状態でした。

 

でも、周回がないレースでこの現象が起きたら、ゴールの定点カメラ映像のみ。

実際、過去にそういうレースもあったらしくて、無人のゴール映像と実況・解説の雑談が数時間続いたという……

 

ゴールまで、このままなのか!?とレースとはまったく関係ないところで手に汗を握りました。

 

ラスト2周あたりで、やっとヘリが飛んだようで。

俯瞰映像もバイク映像も入ってきました。

 

「この映像が欲しかった!!!」

という実況の谷口さんの言葉。全世界の、テレビでブエルタ観ていたすべての人が、同じタイミングで同じこと思っただろうな。

 

 

レースは、ジャイアント・アルペシンのエース。ジョン・デゲンコルブがしっかり優勝しました!圧勝!!

 

もう一度言う。

デゲンコルブ仕様のチーム編成だったがために、山岳でデュムランをまったくアシストできなかったジャイアント・アルペシン。

第20ステージ後、「デュムランに1人でもアシストがいればね」と他チームの誰か(誰だ)に言わせたジャイアント・アルペシン。

 

デゲンコルブ勝ってよかった!

「終わりよければすべてよし」という実況の谷口さんの言葉。全世界(ry

 

にこにこ笑顔のアルの総合優勝、やりきったホアキンの2位、ティンコフ・サクソの次期エースの面目を保ったマイカの3位。

 

「ダブルツールに一番近いのでは」と期待させてくれるキンタナの4位、なにげに大健闘のチャベスの5位、誰もが納得。の総合敢闘賞に輝いたデュムランの6位。

 

そして7位に終わったバルベルデは、最終日にスプリントポイントをゲットしまくって(ちゃっかり)ポイント賞ジャージで表彰台に上がった。

 

ユーロップ・カーの新城幸也は総合65位で完走。日本人で初めて、3グランツール走破を果たした。

 

毎日がんばって観た(だけ)がゆえの感動を味わいつつ、今年の私のグラン・ツール観戦も幕を閉じました。