ついに来た、個人タイムトライアル!~ブエルタ・ア・エスパーニャ
ブエルタ・ア・エスパーニャ、最終週です。
今日は第17ステージ、J-Sportsでは午後11時から放送開始。
ついに!この日が来た!!
個人タイムトライアル(ITT ※チームタイムトライアルはTTT)。
1人ずつ、比較的平坦を走り、個人のタイムを競うレース。
第11ステージで総合1位(マイヨロホ)になったアスタナのファビオ・アル。
そして第16ステージでアルからマイヨロホを奪った、ホアキン・ロドリゲス。
第15ステージでアルに総合タイム1秒差に迫り、第16ステージでアルに2秒差をつけてゴール。
つまり現在1秒差で、マイヨロホを争っている、この2人。
ともにTTは速くない。
そして、ホアキンから1分51秒差で4位につけている、ジャイアント・アルペシンのトム・デュムラン。
彼はTTのスペシャリストなのだ!!!
(3位に1分35秒差でティンコフ・サクソのマイカがいるけど、マイカもTT速くないらしい)
タイムトライアルには、「平地を高速で一人で走る力」が要求される。
スピードにのるためにある程度、体が大きくないといけないらしい。
一方、「登坂力」のクライマーは、山岳を登るために筋肉量も抑えた軽量級。
体のつくりも違うわけです。
なので。今まで続いた超山岳ステージで、デュムランがこのタイム差を守ったことが驚きなわけで。
J-Sportsの解説の栗村さんは、アルならITTの日までにデュムランと「2分30秒」くらいはタイム差がほしいと言っていた。
そして山岳、TTどっちにも強い、いわゆる「総合系」は、今回はもういないわけで。
総合順位の上位はクライマー系ばっかりなわけで。
今日、デュムランはTTスペシャリストの力を見せつけて、マイヨロホを奪取するのか!
そのまま第20ステージまで駆け抜けて、総合優勝するのか!
それとも山岳に強くなったがゆえに、TTでは失速するのか!?
といいつつ、私は36歳ホアキン、初のグランツール優勝を応援します。
その次にデュムランを応援する。
アルはもともと総合優勝候補の最大手だし、私の応援は必要ないな。
ちなみに
アル ジロで総合2位、ツールには出場せず
デュムラン ツール第3ステージで落車によりリタイヤ
アルとデュムランはともに1990年生まれ(ロードの恐ろしいまでの当たり年)。
とかいってたら、マイカにあっさり持っていかれちゃったりして。
1位から4分近くタイム差がついてしまったバルベルデにも、もう一度上がってきてほしい。
放送開始まであと1時間を切った。
楽しみです。