第14ステージ、プッチョの2位が大うけ
第11ステージ、フルームが序盤に落車。
アシストの助力もありメイン集団には追いついたものの、最終的には1位のランダから7分以上遅れてゴール。
総合優勝が大きく遠のいた……
と思っていたら翌日、右足の舟状骨を骨折が判明。リタイヤとなりました。
骨折していながら138kmしかも山岳ステージを走りきったのか!
という驚きは残しつつも、フルームがブエルタを去りました。
「クイーンステージ」と呼ばれる超山岳ステージだった第11ステージ。
先頭でクルクルまわして登るフルームが観たかった!!!
第11ステージは、アスタナのワンツーフィニッシュで、
もともと優勝候補だった(ツールは出場していない)アルが総合1位に躍り出ました。
第12ステージは、2級山岳はあるけど平坦基調のスプリントステージ。
勝ったのはファン・ポッペル。フルームロス状態の私は「……」でした。
が。
第13ステージは、ユーロップカーの新城幸也が逃げ集団にいてしかも逃げ切りやすいステージ。
盛り上がりました。
結果は、残り30Km、逃げ集団から飛び出したランプレ・メリダのオリヴィエラが勝利。
逃げ集団に残ったランプレの選手2人が追走を巧妙に阻止して、オリヴィエラをナイスアシスト。
そんな中でも新城は、逃げ集団にいるチームメイトの総合順位を上げるために、せめて後続のメイン集団を引き離そうと引きまくって奮闘しました。
やっぱりロードレースは面白い。
状況判断して、出せる力を尽くして、最善の結果を導く。一人ひとりがこれをやっているところに面白さがあるというか。
(無線があるので、状況判断するのは監督なことが多いだろうけど)
さて、昨晩の第14ステージ。比較的ゆるい勾配(といっても富士山くらい)の山岳ゴールステージ。
逃げの5人の中で勝つのは誰か。メイン集団から抜けて総合順位を上げるのは誰か。
山頂のゴール付近が霧に包まれていて、また面白かったんだけど。
朝、1人起きてこのステージの録画を見ていたら、ゴール近くで子どもたちも起きてきました。
逃げの5人がアタックを繰り返す場面。
「スカイのプッチョが出たか?」
の実況に、子どもたち。
「ぷっちょ~~~~~??」
大うけ。
それから逃げ勝利の大本命デ・マルキが1位に躍り出て、後ろでは総合勢の争いが面白くなって、
2位のぷっちょはほとんど画面に出てこず、ゴールシーンすらなかったのですが。
「おーい、ぷっちょ!」
「ぷっちょ、どこだ~?!」
子どもたちは、ぷっちょだけを熱く応援していました。
プッチョにはぜひ、今後も活躍してほしいです。