AkikoAida’s diary フリーライター主婦の日記

教育、自転車、日淡、仕事、日常。2015年9月から5テーマで書いていきます。(前3つは初心者です)

義父の新盆

先週金曜日8/15、午前中は夫に子どもを預けて作業していた。作業しながら洗濯もしていて、洗濯物を干して戻ってくるとOSのアップデートで再起動がかかってしまっていた。

 

主婦はその数分も無駄にはしない。テレビを見ながら洗濯が終わった方の洗濯物をたたもうとテレビをつけたら偶然、全国戦没者追悼式の中継中、正午の黙祷が始まるところだった。

 

そういうわけで、私もテレビの前で1分間の黙祷をした。戦場で亡くなった人、空襲で亡くなった人、病気や飢えで亡くなった人……そして1分間のうち半分位は今年5月末に亡くなった義父(夫の父)のことを考えていた。

 

義父は昭和15年生まれ。私の身近にいる数少ない戦争体験者の一人だった。旧満州から母と引き上げてくる中、兄と妹を亡くした。「俺は図々しいからさ、卵なんて持ってる奴の頭パカーンと殴って取り上げて食ってたから。兄貴は品が良すぎて死んじゃったんだ」なんて話していたものだ。

 

そんなことを思い出しながら「今日は義父と戦争についてブログに書いてみようか」と思っていたが、時間と気力がなくなってしまった。

 

そして翌16日から今日にかけては、千葉にある夫の実家に帰省して義父の新盆。私は実家がキリスト教で仏教の行事には疎くて、新盆も初めてだった。略式で、ということだったが、昨日は義母が用意してくれたアンチョコを手に皆で般若心経を三回唱え、お線香をあげた。そして今日は1日遅れらしいが、庭で送り火を皆で焚いた。

 

「お父さんの声が聴きたくなるのよねえ」と義母が話しながら、夫の妹が撮っていたという携帯の動画を見せてくれた。ちょうどその前日に思い出していた「頭をパッカーンと殴って……」と話す声がまた蘇ってきて、この記憶は義父の思い出として大事にとっておこうと思った。旅行のときのビデオを調べて義父の声が入っていたら義母に送ろう。

 

終戦の日のことも絡めて書いてみたけどとりとめがなくなってしまった。昨日から今日にかけて、喉と微熱で体調を崩しているのでこんなところで……(溶連菌の再発じゃないといいな)

 

 今週の実働時間 累計(8/11-8/17):11h