ジャパンカップが見れれない
「おう、きれいにしれたじゃん」
娘が2歳のときのセリフ。
いつも散らかしている寝室をきれいに掃除した日、その部屋を見てのひと言でした。
お前は私のお母さんか!
そして現在。
「これは、しれれない~」
と、もうすぐ4歳になる息子がよく言っています。
まあ、娘と息子の言語能力の発達度合いは、大体1年くらい差があるわけですが……
それは置いておいて。
可能の助動詞って難しいんですね。
可能動詞との違いとか私も曖昧にしか思い出せないし。
この辺に日本語習得の最終段階があるのかもしれません。
で。
10月18日にサイクルロードレースのジャパンカップが宇都宮で開催されました。
その前日のクリテリウム(周回コースのレース)では、トレック・ファクトリーの別府史之が日本人初優勝。
すごかった!!!
と、こちらはばっちり録画して子どもも一緒に盛り上がったのですが……
10月に録画したものを1度見ようとしたら、ハードディスクの容量がなくなって途中で切れていました。
そして先週、再放送を録画して見ようとしたら、ハードディスクの容量がなくなって途中で切れていました。
あれ。
2歳児(娘)ないし3歳児(息子)並み?
こんなふうに一事が万事、いろいろと低下ぎみな毎日です。
仕事を言い訳に。
しれれないorz
「タフな状況にも負けません」……在りし日の自分。
昨日10月31日は、日中ほぼ寝て過ごしました。
なおかつ、夜も10時から今朝8時半まで爆睡してしまいました。
10月からフルタイム勤務―に近いかそれ以上か、とにかくそこら辺の状態になり、やたらと疲れる毎日が続いています。
まあ、土日も運動会やら秋祭りやら発表会やらがあって全然休めなかったこともあり。
おめでたいことなのだけど10月半ばに私の姉の旦那さんの弟に赤ちゃんが生まれ、
つまり姉と同居しているお姑さんに孫が生まれ、
お姑さんは赤ちゃんの生まれた弟の家に行っており、
姉の家の家事は私の母が引き受けることになり(姉はフルタイムかつ通勤往復3時間)、
私は母のサポートは受けられなくなるという状況。
も少しあり。
まあそれにしても、これしきのことで―とは言い過ぎかもしれないけど、
とにかくこんなに疲れ果てるなんて。
ちょっと屈辱です。
前職のコンサルタント時代、プロジェクトアサインの前にクライアントに審査されることがあった。
「こいつは使えるコンサルなのか?」というのをみられるわけで。
まあクライアントにしてみれば、高額なコンサルフィーを支払うわけだから当然といえば当然。
そういうとき。
自己PRシートのようなものをコンサル営業(コンサルタントを売る人)さんを通して提出することもあった。
「FI領域を網羅、大手電機メーカーのプロジェクトを過去2件経験……」とかの能力アピールと、性格アピール。
この性格アピールに、
「積極的なムードがあり、タフな状況にも負けません」
と書いてみたことがある。
だけどその後「ちょっと盛りすぎたかな……」と思い、他の修正と一緒にこっそり削除して再提出した。
するとコンサル営業さんから電話が来て、
「さっきのさー、『タフな状況にも負けない』ってアレ、アレがよかったのに。アレ入れておいてよ!!」
で、
「タフな状況にも負けません」押しで、わりと同僚がぽろぽろ却下される中、アサインされた。
そんなこともあった。
以来、仕事がきつくなったときの呪文は、
「タフな状況にも負けません」
そうやって、そうだな、実際負けたこともあったけど、
でも負けないで、やってきた。
やってきたのだけれど、コンサル辞めたあたりで本当に負けちゃったんだろうか。
10月中にも何度も唱えてみたんだけどなー……。
いや、でも、負けても負けない。負けても負けないでやっていくぞ。
これからの呪文は、
「タフな状況に負けても負けません」
でいくことにしました。
めだかの消失~どじょうにかけられた嫌疑①
※もう2ヶ月前の話ですが、書き始めたからにはと仕事のリフレッシュ時間に書いています。便宜上、現在進行形のところがあります。
8月、買った水槽についてきた3匹のヒメダカ。水をあふれさせ、2匹が死に、1匹になりました。
そこで娘の幼稚園のお友だちが「めだかのおじさんにもらった」というクロメダカの稚魚を3匹くれました。
さて今、水槽にめだかは何匹いるでしょう?
答えは1匹。稚魚たちは虫用ケースにいるから。
では、どじょうは水槽に何匹?
答えは2匹。さらに内訳をいうと、大1匹、小1匹。
どじょうつかみ大会でとってきたのは小2匹。1匹は水があふれて死に、1匹になった。
けれど、川から野生の大1匹をとってきて水槽に入れたので。
この、大1匹。
すごい大きい。小の1.5倍の長さ、2倍の太さ。口は3倍くらい大きい。
(写真を残さなかったのは悔やまれる。けど、当時それどころじゃなかった)
一方、クロメダカの稚魚は1cm弱といったところ。
ググったところ、1cmになると親めだかに食われる心配はないらしい。
でも、どじょう大には食べられちゃう気がする。
というわけで、稚魚たちを隔離していたのだけれども。
もっとずっと、隔離しておけばよかったのだけれども。
なぜか私は「早く本水槽に入れてやりたい」と思ってしまったのだ。
まだ本水槽=アクアポニックス水槽がめだかに向いていないことが、よくわかっていなかったのだ。
水草や流木を追加して、水流から身を守れる場所を作れると思っていた。
忘れもしない、8月23日。
その日は娘の希望で、昼から横浜アリーナにディズニー・オンアイスを観に行く予定だった。
でも息子は午前中だけでも川に行きたいという。
「じゃ、さくっと、どじょう大を川に返してきてよ」
そうしたら、もらって5日目になる稚魚たちを本水槽に入れてやれる、と思った。
もらった水を混ぜた虫ケースの水質は、当時の本水槽より安定していそうだったのに。
水草も浮かばせて、水流もなくて、日々大きくなっていたのに。
息子は涙を流しながら、どじょう大を川に戻したそうだ。
(本当は、一度水槽に入れた生体は自然に戻してはいけない。無知でした、ごめんなさい)
そして晴れて、本水槽に入った3匹の稚魚。
翌日、一番小さくて背骨が曲がっていた稚魚が、消えた。
「まさか……」
どじょう小に疑惑の目が向けられる。
しかしググったところ、どじょうは「いくらなんでも生きているメダカは食べない」という意見が多数。
環境の変化か、大人めだかも混じった生存競争かで、弱って死んだところを、どじょうが食べた。
というのが妥当な推理だと思った。
このとき、ここで、もう一度稚魚たちを隔離しておけばよかった……!
いなくなったのが一番小さくて奇形の子だったので、よけいに判断が狂ったのだと思う。
残った2匹の稚魚に、だんだん体格差が出てきたように思えてきた数日後。
小さいほうの稚魚が、消えた。
このときは泣きました。今思い出しても悲しい。
他の子に申し訳ないけど、自分が育てて大きくした稚魚は、はじめから成体だったやつとは一線を画す存在だった。
そしてここで、前回ググったときに見つけたもうひとつの懸案が頭をもたげた。
「このどじょうは、もしかして、ホトケドジョウなのか……?」
つづく
久々にどじょうメインの話になりそうです。
サガンの世界選手権優勝から3週間たったみたい
9月20日から27日まで米リッチモンドで行われた、自転車競技の世界選手権。
最終日男子エリートのロードレースは、言わずと知れた(元)怪童ペーター・サガンがラスト1km以上を独走して優勝しました。
国別に競う世界選手権のロードレース。
本人含めて3人出場のスロヴァキアのサガンが、トレインを組む強豪国の選手たちをぶっちぎり。まさに胸のすく快勝でした。
あれから……。
サガンの優勝をYoutubeで観た翌日、いつも仕事をいただいている事務所からお呼びがかかり、
そこからは怒涛の15件のアポ取り&取材、そして畳み掛けるように入ってくる別の仕事。
10月とはなんだったのか。
子どもの運動会、誕生会、祭り、遠足……色々あったはずだけど、休日も忙しかった、という感想しか出てこない。
これが公私ともに多忙というやつか~。
今後は事務所で、ライティングだけでなく、アポ取りやラフ制作などの編集作業もすることになりました。
ギャラは月極め。
だから、終わりがないわけで。
(いずれは、この契約に終わりがくるだろうけど)
今までいかに自分がゆるっと仕事していたかを思い知りました。
ブエルタのギザギザ山岳ステージを思い出して、がんばろ……。
アクアポニックス、トライアル&エラーの犠牲者たち
アクアポニックスの実現に向けて、コスト、置き場所、見た目にこだわる余り、
私は水槽に一番大事なことを忘れていたのです。
そして起こった悲劇とは……
8月2日。どじょうつかみ大会で、どじょう2匹、ぎんぶな2匹をとってきた翌日。
通販で買った水槽が届き、さっそく設置しました。
……ぎんぶな1匹は夜のうちに仮に入れていたバケツから跳ね上がり、水槽に入れる前に死んでしまいました。
というわけで、どじょう2匹、ぎんぶな1匹、ひめだか3匹のスタート。
はい、めだか3匹、増えました。
これが最初にして最大の失敗でした……。
失敗① めだかがついてきた。
楽天市場の「Charm」というお店でアクアポニックス用の水槽セットを買いました。
安くて、初心者にもやさしいセット販売が多いこの店。
しかし。セットに、めだかがついてくる。絶対ついてくる。
今思うと、ここで「めだかくらい、いてもいいか」と思ったことが、数々の失敗を生んだわけで。
でもその結果、数週間以内にCharmで1万円以上追加で買い物をすることになったわけで。
商戦略としては超正しい。すごく効果がある。
失敗② めだかが泳げる水面の面積が小さい。
「水槽は大きいに越したことはない」という基本を完全に忘れました。
奥行きのないリビングボードの上に置くからと、選んだスリムタイプの水槽は60cm×15cm。
しかも水の上にハイドロカルチャーの観葉植物を置くので、水面として露出しているのは20cm×15cm。
そして、めだかには水面の広さが大事だったみたいで……
失敗③ めだかには水流が強い。
本来、アクアポニックスは、水槽の水をポンプで汲んで植物の上にかけるような気がするのですが、
「お手軽そう」と私が選んだ水槽は、植物の下の水中にポンプを設置して、水流を作るもの。
しかし、めだかには強い水流はよくない。
調整して弱くはしましたが、めだかたちは水流のこない水面20cm×15cmエリアに、いつも3匹かたまっていました。
失敗④ あふれる。
奥行き15cmしかないスリム水槽。
水上の観葉植物のケース1/4~1/2が水没するように水を入れる。水槽の上限ぎりぎり。
子どもが手を入れただけでも、あふれてしまいます……
水槽を設置して10日ほどたったある日、どじょうが1匹いなくなりました。
初めの頃は、よく砂にもぐっていたので「もぐっているだけかな?」と思っていました。
が、その3日後、水換えをした後、数時間後にめだかが2匹いなくなっていることに気がつきました。
さすがにピンときて、夫にリビングボードの裏を確認してもらうと……いました。
干からびたどじょうと、息も絶え絶えのめだか2匹が。
めだか2匹は、水換えで倒れた水草を起こそうと、夫が水に手を入れたときにあふれたようです。
どじょうは、下の3歳の息子がときどき水槽に手を入れて魚を触っていたようで、そのときあふれたと思われます。
めだか2匹は、水槽に戻すと一応泳いでいましたが、数時間後に1匹、もう1匹も翌朝、死んでしまいました。
ちなみにこの後、5歳の娘も、一度水槽に手を入れてめだかをあふれさせてしまったのですが、
そのときはすぐに気がついて、めだかは助かりました。
この事件の前後で、川でとってきたどじょうが1匹投入され、一方でぎんぶなは死んでしまい……
(この野生のどじょうの投入もけっこうな大失敗だったのだけれど、それはまた別のときに)
水槽立ち上げから2週間で、どじょう2匹、めだか1匹の水槽になりました。
すると。
ほどなくして、娘が幼稚園の友だちにめだかの稚魚を3匹もらってきました。
「めだかが死んで1匹になった」と話したら「うちにいっぱいいるから、あげる」ということになったようで。
めだかの比重がどんどん大きくなり、次回に続きます。
アクアポニックスを始めよう
8月、どじょうを飼うために、新規の水槽立ち上げを決意した私。
<前回の記事>
(メンテナンスがつらいのは覚悟してるけどせめて)気分がアガる水槽にしたいな~。
と検索した結果。
「アクアポニックス」に挑戦することにしました。
アクアポニックスとは?
とっても簡単に言うと、魚を飼育した時に発生する排水で植物を育てようとるシステムです。
格好よく言うと、魚の養殖(アクアカルチャー)と水耕栽培(ハイドロポニックス)双方の利点を兼ねたシステムです。
<NPO法人ネセサリーサービスセンターHPより引用>
http://www.necessary.or.jp/tokuteihieiri/recycle/aqua
魚がいる水槽で起こること。
1.魚の老廃物としてアンモニア(NH3)が発生
NO3は、NH3やNO2ほど魚に有害ではないけれど、溜まるとよくない。
なので、NO3を排出するために水槽の水換えが必要になる。
ここに、植物を加えると。
4.植物がNO3を養分として吸収
わー!
完結しちゃったよ。
そんなこんなで調べていくうちに、私はアクアポニックスに夢中になってしまいました。
「それはいいけど、どんな(ごつい)設備買うつもり?」
と心配する夫。
私は答えました。
「大丈夫。一番コンパクトでリーズナブルなやつにしておいたから!」
アクアポニックスの実現に向けて、コスト、置き場所、見た目にこだわる余り、
私は水槽に一番大事なことを忘れていたのです。
次回、新しい水槽で悲劇が起こる。
こんな大団円~ブエルタ・ア・エスパーニャ
第18、19ステージもマイヨ・ロホを守ったデュムランが、最後の勝負だった第20ステージで6位まで転落。
私も気落ちして、第21ステージ(総合順位は争わない、パレードラン&ゴールスプリント)は録画したまま、しばらく観ませんでした。
が。
やっと観てみたら、すごかった!
何がすごいって。
ヘリコプターが故障で?飛ばないらしい。開催時間を遅らせたけれどそれでも飛ばない、と。
「へー、上空からの俯瞰映像がないんだ」と思ったら、甘かった。
なんと、
バイク映像も、ヘリを中継点にしているから、入らないんだって!!
というわけで、マドリッド市街地の周回コースに設置された定点カメラの映像のみ。
パレードランの映像なし。
選手が定点カメラの前を通り過ぎたら、次の定点カメラまでは噴水広場の映像。
「あ、表彰台~、この広場で表彰式するのか~♪」
って、おい。
1時間くらい、この状態でした。
でも、周回がないレースでこの現象が起きたら、ゴールの定点カメラ映像のみ。
実際、過去にそういうレースもあったらしくて、無人のゴール映像と実況・解説の雑談が数時間続いたという……
ゴールまで、このままなのか!?とレースとはまったく関係ないところで手に汗を握りました。
ラスト2周あたりで、やっとヘリが飛んだようで。
俯瞰映像もバイク映像も入ってきました。
「この映像が欲しかった!!!」
という実況の谷口さんの言葉。全世界の、テレビでブエルタ観ていたすべての人が、同じタイミングで同じこと思っただろうな。
レースは、ジャイアント・アルペシンのエース。ジョン・デゲンコルブがしっかり優勝しました!圧勝!!
もう一度言う。
デゲンコルブ仕様のチーム編成だったがために、山岳でデュムランをまったくアシストできなかったジャイアント・アルペシン。
第20ステージ後、「デュムランに1人でもアシストがいればね」と他チームの誰か(誰だ)に言わせたジャイアント・アルペシン。
デゲンコルブ勝ってよかった!
「終わりよければすべてよし」という実況の谷口さんの言葉。全世界(ry
にこにこ笑顔のアルの総合優勝、やりきったホアキンの2位、ティンコフ・サクソの次期エースの面目を保ったマイカの3位。
「ダブルツールに一番近いのでは」と期待させてくれるキンタナの4位、なにげに大健闘のチャベスの5位、誰もが納得。の総合敢闘賞に輝いたデュムランの6位。
そして7位に終わったバルベルデは、最終日にスプリントポイントをゲットしまくって(ちゃっかり)ポイント賞ジャージで表彰台に上がった。
ユーロップ・カーの新城幸也は総合65位で完走。日本人で初めて、3グランツール走破を果たした。
毎日がんばって観た(だけ)がゆえの感動を味わいつつ、今年の私のグラン・ツール観戦も幕を閉じました。